2012-03-28 第180回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
○政府参考人(溝畑宏君) 観光につきましては、国の成長戦略の重要な柱であるということをこの基本計画に盛り込ませていただいております。特に、人口減、少子高齢化、そして急激に成長するアジアの経済、需要をいかに取り込むか、これは経済対策として、やはり日本国の外需を取り込み内需を活性化する、まさに観光はその大きな起爆剤になるというふうに考えております。 このような観点から、今回の基本計画におきましては、観光
○政府参考人(溝畑宏君) 観光につきましては、国の成長戦略の重要な柱であるということをこの基本計画に盛り込ませていただいております。特に、人口減、少子高齢化、そして急激に成長するアジアの経済、需要をいかに取り込むか、これは経済対策として、やはり日本国の外需を取り込み内需を活性化する、まさに観光はその大きな起爆剤になるというふうに考えております。 このような観点から、今回の基本計画におきましては、観光
○政府参考人(溝畑宏君) 東日本大震災によりまして、観光につきましては大変大きなダメージがございました。しかし、その後、風評被害対策等を積極的に講じました結果、全国的に見ますと、国内観光につきましては非常に回復傾向が見られております。ただ、訪日外国人につきましては、マイナス幅が小さくなってきておりますが、まだ本格回復に至っていないという現状にございます。 国内観光についてでございますが、例えば主要旅行業者
○政府参考人(溝畑宏君) 議員御指摘のとおり、このMICEの推進といいますのは、国際観光、そしてまたその都市のブランド力の向上、そしてまたその中でビジネス機会、イノベーションを発生させるなど、非常に高い効果があるというふうに考えております。 また、御指摘ありましたが、風評被害の払拭の上でも、例えば昨年七月、京都でありました脳血栓学会、そして九月に東京でありました世界建築学会、十月の世界体操、このMICE
○政府参考人(溝畑宏君) 議員御指摘のとおり、この人口減、少子高齢化、そして急成長をしておりますアジア経済から外需を取り込む、そして地域経済の活性化、雇用という上で観光は極めて重要な課題であるというふうに考えておりまして、観光は国の成長戦略の重要な柱に位置付けております。 この観光立国推進基本計画は、二〇一〇年四月から五年をめどとした計画でございまして、この中で観光の質の向上、裾野の拡大、このことをひとつ
○溝畑政府参考人 議員御指摘の東北・北関東インバウンド再生緊急対策事業、これは、風評被害の大変厳しいと言われております東北六県、そして、北関東の中で特に、原子力損害賠償紛争審査会、これは二十三年八月に中間指針が出ましたが、その中で少なくとも相当因果関係が認められた地域とされました北関東の茨城、栃木、群馬の三県を加えた県を対象といたしております。 我々のスタンスといたしましては、この指針に基づいて事業
○溝畑政府参考人 議員御指摘の千葉県の今の観光の状況について申し上げておきたいと思います。 震災や原発の事故によりまして、特に東北、北関東は、まだまだ風評被害、そしてまた、全体的に特に海辺の観光需要の冷え込みは大変厳しいというふうに私どもも認識いたしております。 私ども、昨年夏にかけまして、銚子といすみ市、鴨川の方に行ってまいりました。私が大変衝撃を受けましたのは、特に海辺の海水浴客がほとんど来
○溝畑政府参考人 議員御指摘のとおり、東日本大震災によりまして、風評被害によりまして、訪日外国人のいわゆるインバウンド、国内観光とも、非常に大きなダメージを受けました。 しかし、官民一体となったさまざまな取り組みによりまして、訪日外国人につきましては、例えば今年の一月でございますが、対前年比マイナス四・一、これは昨年四月がマイナス六四%でございますので、いわゆる驚異的な回復というふうに言われております
○政府参考人(溝畑宏君) お答えいたします。 まず、これは地域、やはりジオパーク自体が地域の方にとって非常にブランド性のある観光資源であるという御認識をしていただく必要があると考えておりまして、これにつきましては、我々、その県境をまたいだそれぞれの市町村が連携をするような形での観光資源をつくったり、あるいはネットワークをつくる、プラットホームの形成という事業の中で応援していきたいというふうに考えておりますし
○政府参考人(溝畑宏君) 先生御指摘のとおり、このジオパークということにつきましては、いわゆる自然遺産、いわゆる文化遺産ということでございますので、保全、保護という面もございます。また、教育という様々、多面的な面を有しておりますが、我々観光庁といたしまして、非常にこれは、先ほど申し上げました観光として非常に意義のある施設であると、スポットであると思っておりますので、関係省庁、そしてまた、それがございます
○政府参考人(溝畑宏君) 先生御指摘のジオパークでございますけれども、これ経済産業省の解説によりますと、解説でございますけど、そこから始まって私が分かりやすく申し上げますので。 これは、例えば日本の中でいえば、昔ながらのそういった地球の例えば隆起でございますとか、火山が活動して例えば断層を起こしているとか、噴火をしてそういったものが残っているもの、そういういわゆる大地の、日本のこの地質にかかわりますそういった
○政府参考人(溝畑宏君) この東日本大震災におきます国内観光、そしてまたインバウンドも大変大きなダメージを受けました。この東日本におきましては特に甚大な影響が出ておりました。 今直近のデータでは、この四月から六月にかけまして宿泊旅行統計調査というのがございます。これによりますと、いわゆる東日本、北海道、東北、関東運輸局の管内の延べ宿泊者数は、対前年比がマイナス一七・〇%、これ全国平均のマイナス一三
○政府参考人(溝畑宏君) 私も先般、奈良県、そして三重県、それから和歌山、訪問させていただきました。前田国土交通大臣も十月行かれまして、いろんな意見を交わさせていただきました。 その中で感じましたのは、やはり観光というものが被災された地域を元気にしていくという上で極めて重要な役割を担っていくなということを強く感じました。そして、観光に携わる皆さんがおっしゃったのは、やはり風評被害に困っていると。ダメージ
○政府参考人(溝畑宏君) MICEにつきましては、議員御指摘のとおり、これ一人当たりの消費額が大きいこと、そしてまた新たなビジネスを創出する機会につながるということから、インバウンドの施策においても非常に重要な柱と位置付けております。 会議開催件数等につきましては、二〇一〇年のデータにつきましては現在集約中でございますが、目標を上回る勢いで増えていると。ただ、韓国、シンガポールが非常にMICEに力
○政府参考人(溝畑宏君) 訪日外国人につきましては、三月十一日の大震災によりまして安心、安全のイメージが損なわれました。しかし、その後、政府、自治体、民間が一体となりまして、安心、安全のイメージの回復に努めております。 まだまだ本格回復とは至っておりませんが、三月、四月におけますマイナス六〇%強のマイナスから、九月はマイナス二〇%までに回復してまいりました。これを本格回復に戻すべく、今後オールジャパン
○溝畑政府参考人 議員御指摘のとおり、シンガポールの観光収入、二〇〇九年度の百二十六億シンガポール・ドルから二〇一〇年度には百八十八億シンガポール・ドルになっておりまして、約一・五倍。あと、シンガポールに来られた外国人も、九百六十一万から一千百六十万、大きく増加しております。 この要因といたしましては、シンガポールがアジア国際観光のハブを目指して、ここ数年、MICE戦略、そしてまた、それにあわせまして
○溝畑政府参考人 訪日外国人の目標設定についてお答え申し上げます。 訪日外国人の目標につきましては、平成二十二年六月の新成長戦略、これは閣議決定しておりますが、この中で、将来三千万にするということを政府目標として決定されまして、あわせまして、二〇一三年に一千五百万という中間目標が設定されております。 他方、二〇一〇年、過去最高の八百六十一万でございましたが、議員御指摘のとおり、今回の大震災によりまして
○溝畑政府参考人 北海道におきまして観光は極めて重要な産業でございまして、その振興ということについては国土交通省、観光庁も積極的に今まで推進してまいりました。 議員御指摘のことにつきまして、私ども各種施策を講じておりまして、観光振興という観点からは、例えばインバウンドにおきましては、今回の風評被害払拭のために、地方連携事業ということで説明会に行きましたり、メディア、旅行会社を呼びましたり、あるいは
○溝畑政府参考人 中国におきますアウトバウンド営業の問題でございますが、議員御指摘のとおりでございまして、この五月に、日本のJTBの現地法人を含めまして三つの会社、日本とアメリカ、ヨーロッパ、三つの会社について試行展開ということで認められました。 このことにつきましては、今後やはり我々は、本格的にこのインバウンドを軌道に乗せるためには、今、日系旅行会社が十一ございますが、一刻も早くすべての日系旅行会社
○溝畑政府参考人 震災後、大変、特にインバウンドにつきましては、安心、安全のイメージが大変厳しい状況になりました。一刻も早くイメージ回復ということにつきまして、外務省さんを初め関係省庁と連携をとらせていただきまして、特に海外に向けての情報発信、そしてまた海外消費者の目線に立った正確な情報発信、メディアと旅行会社の招聘、さまざまな施策に取り組んでまいりました。 特に、市村議員におかれましては、国土交通大臣政務官時代
○政府参考人(溝畑宏君) 今回の震災におきまして直接的な被害、風評被害で国内観光、そしてまた訪日外客、大変大きなダメージを受けました。国内観光につきましては、官民一体となってメディアの皆さんと連携を取り、やはり旅をすることで日本を元気にしようということでキャンペーンなどを展開させていただきました。 訪日外客については、メディア、旅行会社の招聘、また皆さんと連携を取り、ほかの省庁も連携を取り情報発信
○政府参考人(溝畑宏君) 福島原発事故の外国人観光客の減少、そしてその対策についてお答えいたします。 東日本大震災によりまして、訪日外国人、大幅に減少、継続いたしております。対前年比で見ますと、三月十二日から三十一日までが七三%減、四月が六二・五%減、五月が五〇・四%減、六月が三六・〇%減ということでございます。減少幅は縮小しつつありますが、まだまだ本格回復に至っていないと、全力を挙げて一刻も早い
○政府参考人(溝畑宏君) 先生の質問に対してお答えさせてもらいます。 ゴールデンウイーク前につきましては、かなり厳しい見通しというふうに私ども思っておりましたが、自粛をとにかく解消していこうというような取組、そしてまた四月二十一日から開始いたしました官民一体となりました国内の旅行キャンペーン、これにまた地方自治体、民間、また旅行会社、そしてまたメディアの皆さんの後押しもございまして、結果といたしまして
○政府参考人(溝畑宏君) 座ってですか、よろしいですか。 まず、やはり観光に携わる産業お一人一人の方が、これはサービス産業でございますので、まず意識として新しい日本をつくる、そういう気概を持って、愚痴をこぼしたり厳しいと自ら風評被害を出すことはやめようということをまず関係者の皆さんに周知徹底いたしまして、また四月には、自粛をするのをやめようと。経済を活性化させることによって被災地を応援するという名目
○政府参考人(溝畑宏君) 今御指摘ありましたとおり、三月十一日、大変甚大な被害が出ておりまして、ただ、私どもまず、十一日、取り組んだことは……
○政府参考人(溝畑宏君) 被災者の受入れという点におきまして、非常に全国の旅館、ホテルの方が積極的に取り組んでいただいておりまして、まずもって感謝いたしたいと思います。既に、災害救助法の適用を受けて、県内、県外避難を含めて約二万一千名の方が被災三県から今宿泊、ホテル、旅館の方に受入れをしていただいております。 今、議員御指摘のとおり、被災県の方々に対しまして私どもも、今御指摘がありましたとおり、様々
○溝畑政府参考人 私ども、今、我々が制度を持っているわけではございませんが、関係省庁に対しまして、こういう資金手当てを含め、需要回復の前に必要な、経営をきっちりするための必要な施策について、中小企業庁初め各省庁で今協議しているという状況でございます。
○溝畑政府参考人 議員御指摘のように、二〇一一年三月の訪日外国人の数を昨日発表させていただきました。三十五万二千八百人ということでございまして、前年対比でマイナス五〇・三%という大幅減になりました。 これは、東日本大震災、そしてまた議員御指摘の福島第一原発の事故の影響で、世界的にこれが大きく報道されたこと、また、各国の外国当局から自国民に対しまして日本への渡航延期もしくは自粛の勧告が出ておりまして
○政府参考人(溝畑宏君) 議員御指摘のとおり、各地域で深刻な影響出ております。 こういう状況の中で、観光で日本を元気にする、経済を萎縮させずに被災者を応援しようというメッセージを十二日に各都道府県、そして関係者に出しました。一刻も早くこれは官民一体となってやるということでございまして、ゴールデンウイークが間近に迫っておりますので、一体となってそのまずキャンペーン、そしてイベントの協力実施、積極的にありとあらゆる
○政府参考人(溝畑宏君) 委員御指摘のとおりでございまして、トップセールスのみならず既に四言語で専用のウエブサイトを作りまして情報提供を図るとともに、各国の旅行会社に対しまして、一刻も早く来ていただくということで、既に議員御指摘の香港、こちらからは十六日に沖縄とそして北海道の方に参られますし、そのほか韓国、そしてまた台湾におきましても、一部でございますが、そういう動きがございます。 いずれにいたしましても
○政府参考人(溝畑宏君) 議員御指摘のとおりトップセールスについては極めて重要であると考えておりまして、先般中国に参りまして政府の皆さん、そしてメディアの方々にも現況につきまして正確に説明するとともに、一刻も早く交流を拡大していただくようお願いをしたところであります。 観光庁といたしましては、議員御指摘のような形でのトップセールスを中心として積極的な展開を今後展開していきたいというふうに考えております
○溝畑政府参考人 委員御指摘のように、この大震災後、避難者の方の生活環境をきっちりと向上させる、改善するのは大変重要な課題でございます。そういう意味からも、観光庁におきましては、厚労省など関係省庁と連携をとりながら、今回は県境をまたぐホテル、旅館の受け入れについての制度の運用をさせていただいております。 御指摘のように、やはりまず大事なのは、被災県そしてまた被災市町村、この皆様の意思というものが十分尊重
○溝畑政府参考人 今回の震災によりまして、被災地以外を含めまして、各観光地におきまして大変深刻な状況にあるという認識をしております。 しかし、このような厳しい状況を踏まえながらも、被災地域の皆様への思いやりを十分持ち、そういう中で、例えばイベント、そしてまた文化、スポーツなどの各種行事、そのような観光に関する取り組みを積極的に行うということは、被災地への応援にもなりますし、困難な状況を乗り越えながら
○政府参考人(溝畑宏君) 今議員が御指摘のとおり、旅館、そしてまたホテル、観光の絡む業者の方々、大変今厳しい経営環境に置かれております。そういう意味で、設備資金、運転資金を始め、このような資金手当てというところにつきまして、中小企業庁と連携を取りながらこういった業者の皆さんに対して支援をしてまいりたいというふうに考えております。 いろんなニーズが出てまいります。こういうニーズと、中小企業庁を始め関係省庁
○政府参考人(溝畑宏君) この東日本大震災の影響によりまして極めて各観光地におきまして、先ほど説明しましたように、深刻な状況になっております。現在の厳しい状況を踏まえながら、観光に関する取組については積極的に行うということは被災地への応援にもなります。そして、経済を萎縮させずに困難な状況を乗り越えていくためにも極めて観光が果たす役割は有意義であるというふうに考えております。 先ほど、四月五日付けの
○政府参考人(溝畑宏君) 東日本の大震災の発生以降、議員御指摘のとおり、被災地はもとより、直接被害を受けなかった地域におきましても旅行そして宿泊施設におきまして予約のキャンセルがかなり出ておりまして、極めて深刻な影響が出ているということを深く認識いたしております。各都道府県におかれましても、それぞれいろんな市町村から、また民間の方からもそのような影響はかなり出ているということも私もじかにお聞きをしております
○政府参考人(溝畑宏君) これは、先ほど厚労省の補助金、そして総務省の交付税措置によって十分の十ということで制度を構築するということで枠組みを考えております。
○政府参考人(溝畑宏君) この度の東北地方太平洋沖地震によりまして亡くなられた皆様に対しまして心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に対しまして心よりお見舞い申し上げたいと思います。 今回の地震におきましては、非常に多くの方が避難されました。現状、避難所におきまして大変厳しい状況であります。今後、特に進学シーズンを迎えるなど、安定的かつきっちりとした避難所というものの確保が大変重要な課題
○溝畑政府参考人 まず、このたび、東北地方太平洋沖地震によりまして亡くなられました皆様に対しまして心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に対しまして心よりお見舞い申し上げたいと思います。 今回の地震におきましては、議員御指摘のとおり、たくさんの避難所の確保が必要になってまいりますが、実際、確保が非常に困難な状態になっております。このような中、観光庁におきましては、厚生労働省など関係省庁